「西の善き魔女2(荻原規子)」感想
さて、西の善き魔女シリーズ第2巻です。
舞台がこれまでの場所から修道女学院に変わりました。
展開としては好きです。
まさか行かないよね?と思ってたらあっさり入学することになってちょっと驚きました(笑)
しかしあっさり退学することになって「あっ・・・ですよね・・・」。
個人的にはもっとしっかりがっつり長々と学生生活描いてほしいところでしたが、
おそらくこの作家さんはプロなもんだから単行本単位で物語を構築しちゃうんでしょうね。
まあ次なる舞台にまんまとワクワクさせられて終わったので、ヨシです。
気になるポイントはやはりあったので書いちゃいます・・・。
第1巻からうすうす感じていたことではありますが、BL、百合、腐女子、同人といった要素を思いっきり入れてきました。
別に抵抗があるわけではないんですけど、こう、現実に引き戻されるというか、
狙ってる感がありすぎて冷めてしまいます。
出版も商売ですから仕方ないんですかねー。
やっぱり私は世界観をしっかり保ってくれるファンタジーが好きなんだと思う。